エディブルフラワーのパイオニア的存在として、
全国に名を知らしめた生産者たち。
そこには地道な宣伝活動、
新商品開発への努力の積み重ねがあった。
1967年の桜草の栽培からスタートしたエディブルフラワー。早春のイメージに刺身のつま用として出荷されるも、
それまで市場になかったものだったため、最初は全く相手にされませんでした。これをバネとして、その用途や使用法などをチラシやポスターにして配るなど、
市場参入にあたってのきっかけづくりに取り組むと同時に、様々な品種の開発に向けての努力も続け、徐々に発展。
1988年頃の食用花ブームあたりから急激に売上が上昇していく中でも、常に新品種、新商品開発に力を注いできました。
現在は市場において90%近くが豊橋産で、日本一の生産地となっています。
近年はSNSを使った“インスタ映え”の流行で、再びブームが到来しているエディブルフラワー。
周年安定供給とともに、“料理を引き立たせる最高の脇役”としてPR活動にも積極的に取り組みながら、さらなるマーケット拡大を狙います。
愛用される食の世界
料理を華やかに彩るばかりではなく、
野菜と同じ感覚で料理に使われます。
栄養面でも、ビタミン類やミネラルを
豊富に含むヘルシーな食べ物として人気が高まっています。
エディブルフラワー商品
時期はそれぞれ異なりますが、金魚草、
ビオラなど品種にすると20種類以上にもなる花たちが
入れ替わりながら一年を通じて途切れることなく出荷されます。
エディブルフラワー部会概要
桜草の栽培からスタートし
次々と新品種を開発。
生産量日本一の地位を確立するも
更なる普及を狙って邁進。
1967年(昭和42年)桜草の栽培からスタート。当初から桜草のみに限定せず常に新品種の開発を行ってきたのが発展のポイント。1988年(昭和63年)頃からは、ブームになった食用花(エディブルフラワー)にいち早く対応。独自の容器にトレードマークを付けて販売するなど、取り扱いは増加。全国一の生産地となった現在もエディブルフラワーのさらなる普及とイメージアップを目指し様々な取り組みを行っています。
1967年桜草栽培からスタート
1988年エディブルフラワー取り扱い開始
部会名をエディブルフラワーに。
エディブルフラワー部会概要(2022年現在)
                         
●会員数13名
●栽培面積10,200坪
●主な商品エディブルフラワー、金魚草、桜草
●エディブルフラワーラインアップ
プリムラ,パンジー、ビオラ、スナップドラゴン、ダイアナ、トレニア、コスモス、カーネーション、ペンタス