病害虫対策。啓蒙活動。
業界全体の取り組みと同時に、
豊温ハーブ部会独自の色を打ち出す商品ラインアップを
模索してシェア拡大を目指す。
1996年頃から温室栽培の中で大葉と並行しながら同志5~6名で始められたハーブ栽培。
部会結成から現在までの中で2016年頃に流行した“ベト病”は業界全体を震撼させた出来事で、豊温でも出荷量が激減。
この時にはハーブ生産において日本のトップに君臨するSB食品や愛知経済連などが中心となり迅速な対応が取られました。
このように業界全体で一つのことに当たるのは普及活動に関しても同じであり、8月2日の“ハーブの日”に合わせてウチワを配ったり、
地元のフランス料理店に素材提供をして限定メニューを作ってもらったりといった取り組みは、豊川市の東三組合とも連携しています。
バジル、ミントなどは一般的な認知度が上がってきましたが、タイムやセージなどはまだまだプロの料理人の需要が中心。
市場関係者と協議を重ねながら、異なる商品ラインアップを考え販路拡大を狙っていきます。
愛用される食の世界
美しい彩りと爽やかな香りづけで
食の楽しみを引き出してくれるハーブ。
その魅力は洋食、中華、エスニック料理などから、
ドリンク、スイーツと幅広いジャンルでいかされています。
ハーブ商品
ペパーミント、イタリアンパセリ、
スイートバジル、ロケットなど
レギュラーパックと小袋をメインに用意しています。
ハーブ部会概要
独自の宣伝活動や
生産向上に取り組みながら、
質・量ともに全国トップ産地への
躍進を目指します。
1996年(平成8年)頃から、大葉と並行してバジルを手始めに生産を開始。翌1997年(平成9年)には、部会を設立するまでに同志が増え、共同出荷をスタートさせました。独自の宣伝活動として、ポスターの制作、スーパーなどでの直接販売などを実施。消費拡大を目指して様々な広報活動に取り組みながら、今後も周年出荷体制の確立や生産性の向上などを図り、質・量ともに全国トップ産地に躍進するための条件づくりを進めています。
1996年バジルの生産を開始
1997年ハーブ部会設立
ハーブ部会概要(2022年現在)
●会員数18名
●栽培面積12,700坪
●ハーブラインアップ
スイートバジル、イタリアンパセリ、ロケット、ペパーミント、スペアミント、ローズマリー、タイム、ディル、セルバチコ